獲れたてのカキを口へ運び、足元には波が優しく打ち寄せ、口の中にはオイスターの爽やかな香りと味わいが広がります。

海から直接引き上げたカキをその場で食べることは、憧れですよね。 4,000 km以上も続く海岸線を持つ南オーストラリア州では、世界で最も美味しいと言われているオイスターを養殖しています。このブログは、エア半島Eyre Peninsulaからカンガルー島Kangaroo Islandまで、南オーストラリアで最高のカキが食べられる場所へのガイドです。

オイスターファーム・ショップ、カンガルー島

Oyster Farm Shop, Kangaroo Island
Oyster Farm Shop, Kangaroo Island

カンガルー島Kangaroo Island、アメリカンリバーの埠頭にあるオイスターファーム・ショップOyster Farm Shopから穏やかな海を眺めると、遠くにカキの養殖場が見えます。ここでは、海で収穫したばかりのカキが運ばれてくるのを眺めながら、新鮮なマガキを味わうことができます。人里離れた美しいこの穏やかな海は、世界で最も希少なカキの1つであるアンガシ・オイスターの生育に最適な条件の場所です。ネイティブ・フラット・オイスター、サザン・マッド・オイスター、オーストラリアン・フラットオイスターとしても知られるこの地元の珍味は、オーストラリア南部特有のものです。そのトレードマークであるうま味は、豪州内にある最高レベルのレストランのメニューでも取り上げられており、獲れたてをいただくのが最高です。そのままナチュラル・オイスターとして味わっていただくか、7つの温かいトッピングと冷たいトッピングからもお選びいただけます。

コフィンベイ、エア半島

Coffin Bay, Eyre Peninsula
Coffin Bay, Eyre Peninsula

手付かずのエア半島Eyre Peninsulaの海は、世界で最も人気のある海の宝物を生み出しています。国立公園に囲まれたコフィンベイは、この地域で盛んに行われているカキの養殖業の中心であり、毎週何千ものふっくらとしたマガキが収穫されています。湾には約900ヘクタールのカキの養殖棚があり、約15億(うん、10億!)のカキが待っています。ここでは、水から引き揚げたばかりのカキをその場で食べることが出来ます。

究極はカキの殻むき体験です。カキのボートに乗って、コフィンベイ・オイスターファームCoffin Bay Oyster Farmまたはエクスペリエンス・コフィンベイでコフィンベイ国立公園の美しい海に出かけましょう。エア半島の本当に素晴らしい海岸の風景を眺めながら、カキの養殖棚の近くに座って、地元のワイン、殻から取り出されたばかりのカキを楽しみましょう。カキがどのように育てられているか間近で見て、間違いなく世界で最高のカキをお楽しみください。オイスターHQ Oyster HQまたは1802オイスターバー1802 Oyster Barもコフィンベイにある有名なレストランです。

ストリーキーベイ、エア半島

Streaky Bay, Eyre Peninsula
Streaky Bay, Eyre Peninsula

さらにエア半島に沿って北上すると、エア半島のもう一つのカキの有名な産地ストリーキーベイに到着します。南極海の栄養を豊富に含んだストリーキーベイのカキは甘味が強いことで有名で、獲れたてを味わっていただくのが一番です。 エヴァンス・オイスターでカキを直接購入したり、EPクルーズのオーシャン・トゥ・プレート体験でシーフードビュッフェをお楽しみください。このツアーでは、目の前で海から引き揚げ、殻から取り出されたカキに加えて、収穫されたばかりのアワビやカニなど様々なシーフードを味わっていただくことが出来ます。

セドゥナとスモーキーベイ、エア半島

セドゥナとその近くのスモーキーベイは、南オーストラリア州のカキのほぼ半分を生産しています。淡水の流れから離れたグレートオーストラリア湾の透きとおった海で養殖されているこの地域のカキは、海の栄養で繁殖し、独特の塩辛い味を生み出します。スモーキーベイのカキ養殖場を360度見渡せる、SAプレミアムオイスターの特設プラットフォームで地元のワインを飲みながら素晴らしいカキを味わいましょう。

サザンヨーク・オイスターズ、ヨーク半島

Stansbury Oysters, Yorke Peninsula
Stansbury Oysters, Yorke Peninsula

ヨーク半島の中ほどにあるスタンスベリーは、南極海から豊かな恵みで育つカキで有名です。パシフィック・エステート・オイスターは、20ヘクタールの養殖棚で約200万個のマガキと数千個のアンガシ・オイスターを養殖しており、直売またはツアーで味わっていただくことができます。養殖場の船で一日体験をして、海から新鮮なカキを自分で収穫しましょう。カキの養殖棚へ出かけ、オイスター業界の秘訣を学び、新鮮なカキを殻から取り出して食べましょう。

グレネルグ・オイスターバー、アデレード

グレネルグ・オイスターバーでは、生ガキとして食べたり、グリルしたり、バターソースや唐辛子をトッピングなど、思い思いにカキを楽しむことが出来ます。グレネルグの街からわずか数分のこの有名なレストランは、グレネルグのマリーナにあり、カキ好きのお客様には絶対におススメの場所です。コフィンベイからマガキを直接仕入れをし、9種類以上のカキをそろえています。

やっぱりシーフードがお好きですか? それでは夢のようなシーフード・ロード・トリップSeafood Frontier road tripに沿って、エア半島で最も新鮮で豪華なシーフードの旅をお楽しみください。